腕時計の正しいサイズの測り方は?手首とケースのサイズに注目!

これだ!と思って手に入れた腕時計なのに、実際に身につけてみると妙に違和感があったり、どことなく似合っていない…と感じた経験はありませんか?


その原因は「腕時計のサイズが腕に合っていない」ことにあるかもしれません。腕時計を自然に身につけるには、自分の腕に合うサイズを選ぶ必要があります。

自分の腕に合う腕時計を見つけるのは、いくつかの要素を意識すれば簡単です。


本記事では、腕時計のサイズを決める要素や、正しいサイズの測り方についてご紹介します。


腕時計のサイズを決める要素とは?


腕時計を選ぶ際、サイズを気にしたことはありますか?

自分にぴったりのサイズの腕時計を着用すると、冒頭で説明した違和感がなくなります。

腕時計を選ぶ際は、以下2つのサイズを意識して選ぶことがおすすめです。


腕時計のケースにはさまざまなサイズがあり、手首周りのサイズによって印象が異なります。

例えば、骨格がしっかりしていて手首の太めな人がケースの小さな(40mm以下)の腕時計をつけると、安っぽく感じられます。反対に、手首の細い人がケースの大きい(44mmくらい)腕時計をつけると、不恰好に見えます。


手首周りのサイズによって、適切なケースサイズがあるのです。

では、あなたの手首周りのサイズは何cmですか?


手首周りのサイズは平均何cm?日本人は約17cm


身長や体重を計測する機会はあっても、手首周りのサイズを測ることはあまりないでしょう。


日本人男性の手首周りの平均は約17cmです。手首周りが太めの人でも、約20cmと言われています。年齢を重ねるごとに太くなっていく傾向があります。


ここで「日本人男性」と限定したのは、欧米人男性と平均値が異なるためです。欧米人男性の手首周りは日本人男性よりも若干太く、約18cmです。


そのため、海外ブランドの腕時計を身につけるとオーバーサイズになってしまい、「いまいちおさまりが良くないな…」と感じることもあるようです。「ベルトが長い」と感じる人もいるかもしれません。


海外ブランドで日本人の手首周りにぴったりの腕時計をお探しの場合は、日本人を意識した腕時計を取り扱っているブランドでの購入がおすすめです。


About Vintageは、日本人男性の手首周りを意識したサイズの腕時計を取り扱っています。

手首周りが細めな日本人でもジャストサイズの腕時計を見つけられるように、手首周りが約15cmでも着用できる腕時計もご用意しています。ジャストサイズの腕時計をお探しの方は、About Vintageでの購入をご検討くださいませ。


ジャストフィットを目指す!腕時計のサイズ測り方


ここからは、ジャストサイズの腕時計選びに重要な手首周りの測り方を紹介します。


まずは、お手元にメジャーを用意してください。

メジャーは固いタイプではなく、柔らかいビニール製のものをお使いください。洋裁店で売っているような本格的なものでも、100円ショップの安価なものでも問題ありません。


メジャーを用意したら、手首に回します。手首からメジャーを垂直に垂らし、手首に巻きつけて計測します。


一人でも測ることはできますが、片手での作業になるため少し難しく感じられるかもしれません。その場合は、ほかの人に測ってもらうと良いでしょう。


測るときに注意するポイント


前述した方法で手首のサイズを測るときは、以下の点に注意してください。


メジャーで手首周りを締め付けない


手首にメジャーを回す際は締め付けすぎないように注意しましょう。ゆるすぎず、キツすぎない、フィットする程度の感覚がジャストサイズです。力の具合をうまく調整して計測してください。


測る側の腕の力を抜く


腕に力を入れると、計測する手首の部分も太くなります。正確なサイズより太くなってしまわないよう、腕の力を抜き、リラックスした状態で計測しましょう。


手を大きく開かない、握らない


手を大きく開いたり、握ったりしている状態では、手首に力が入り、正しいサイズが測れなくなります。腕の力を抜いたとき、自然な状態で計測しましょう。


手首のサイズと合うケースサイズ


冒頭で少し紹介しましたが、手首のサイズとケースサイズには密接な関係があります。

ここからは、ケースサイズについて詳しく紹介していきます。


ケースサイズとは


ケースサイズは「ケース径」と呼ばれる時計のフェイス部分です。ケースの直径をケース径と言います。


余談ですがケースのほかにも、腕時計にはさまざまなパーツがあります。

知っていると腕時計の楽しみが広がりますよ。こちらの記事でチェックしてみてください。

時計にこだわる男の美学。基礎を知っているからこそ広がる世界(リンク)


最適なケース径


ケース径は手首の幅に対して約6割~7割の大きさが理想的と言われており、「手首幅×0.7」の計算式で最適なケース径を計算できます。


たとえば手首の幅が6cm(60mm)なら、

6cm(60mm)×0.7=4.2cm(42mm)

4.2cm(42mm)が最適なケース径ということになります。


このサイズでなければダメという訳ではありませんので、目安として理解しておきましょう。

目安を理解しておけば、印象に合わせてあえてケース径の大きな腕時計を選ぶなど、アレンジを楽しめます。

こうやってケース径を選ぶのも腕時計愛好家としての楽しみのひとつですね。


ベゼルの大きさにも注意


ケース径だけではなく、ベゼルの大きさにも注意しましょう。ベゼルは文字盤と風防の周囲を覆うパーツです。


ベゼルによって実際のケース径よりも腕時計が大きく見えます。先ほど計測した手首の幅からはみ出ないサイズを選ぶと良いでしょう。


腕時計の魅力を最大限に!ケース径で変わる印象


腕時計のケース径によって相手に与える印象が変わります。デザインの好みはもちろん重要ですが、腕時計の魅力を存分に引き出したいのであれば、腕のサイズやシーンに適したケース径を選ぶことをおすすめします。


ケース径は「40mm以下」「41~44mm」「45mm以上」の3種類に分かれます。それぞれどんな印象を与え、どんなシーンに合うのか詳しく紹介します。


【40mm以下】ビジネス・プライベートの両方で活躍!


ケース径が40mm以下の腕時計は、手首が細めの日本人男性に向いているサイズです。


活用できるシーンの幅は広く、スーツスタイルがメインのビジネスシーンはもちろん、プライベートシーンでも上品に見せてくれます。

スポーツタイプなら39mm前後、ドレスモデルなら36mm前後が平均的なケース径です。


最近の腕時計はケース径の大型化が進み、人によっては40mm以下のケース径に物足りなさを感じるかもしれません。しかし「幅広いシーンに合う」という点を考えると、ケース径が40mm以下の腕時計が最適です。


ビジネスシーンでやや改まった席が突然セッティングされても、慌てることなく対応できる、心強い味方となりますので、1本は持っておくと良いでしょう。


【41〜44mm】納得の使いやすさで人気!


41~44mmのケース径は、もっとも使いやすいという声が多数あります。かつては腕時計愛好家の中で「デカ厚」と呼ばれるほど大きく感じられていました。しかし昨今では、ケース径の大型化が進んでいることもあり、スタンダードサイズとして認識されるようになっています。


日本人男性の手首にはややオーバーサイズですが、使い勝手が良く気にならないという声が多いのも、このケース径の特徴です。


ただ、実際に着用する場合にはいくつか気をつけたほうが良いポイントがあります。


  • ケースの厚みによっては袖口を乱してしまう可能性がある
  • 手首が細いとオーバーサイズ感が強すぎる
  • 41mmに近いと物足りなさを感じる(小さく感じる)

腕時計はケース径だけではなく、同時に厚みもルックスに関係します。ケースが厚すぎると袖口におさまりきらず、乱れた印象を与えてしまう可能性が考えられます。


手首が細い人にとってはオーバーサイズ感が目立ってしまうこともあるでしょう。その際には41mmに近いサイズを選ぶのがおすすめです。


大きなケース径が好みの人なら、41mmに近いものは「小さいな」と思うかもしれません。先ほどとは反対に、44mmに近いサイズを選ぶと良いでしょう。


【45mm以上】インパクト大!腕時計で魅せたい人に


45mm以上のケース径は、袖口にはおさまりきらない大型サイズです。そのインパクトはなかなか強烈で、腕時計好きだけではなく、周囲の人から注目を集めることは間違いありません。腕時計を主役にしたい人におすすめのケース径です。腕が太い人にもよく似合うでしょう。視認性が良いのも大きなメリットですね。


ケース径の大きな腕時計は、ビジネスよりプライベートシーンでの利用がおすすめです。ビジネスシーンではスーツの袖口を乱してしまうことや、軽快な動きをするにはやや重さを感じたり、悪目立ちしたりする可能性があるため、着用を避けるのが無難でしょう。


プライベートシーンでは全く問題ありません。腕時計好きとしての満足感を味わえることや、ファッションを楽しめる要素が盛りだくさんなのが、このケース径の特徴です。


複数持ちもおすすめ!ケース径でシーン別の満足感を


上述の通りケース径によって、与える印象や適切なシーンが異なります。

適切なシーンに合わせて腕時計を使い分けるためにも、ケース径の異なる腕時計を複数持っておくのがおすすめです。


腕時計の複数持ちのメリットはほかにもたくさんありますので、以下の記事でぜひチェックしてみてください。

腕時計は何本持つべき?社会人男性の気になる所有数(リンク)



About Vintageではデザインが同じでケース径の異なる腕時計を販売しています。ケース径の違いで印象がどう異なるのか、一度チェックしてみてください。


ビジネス・プライベートのどちらにもマッチする人気のダイバーズウォッチ「1926 At'Sea」は36mm、39mm、42mmを用意。

https://jp.aboutvintage.com/collections/1926/products/1926-atsea-steel-green-turtle-vintage-36mm-1

https://jp.aboutvintage.com/products/1926-atsea-steel-black-36mm


ユニセックスデザインでパートナー同士でも使える「1969 Vintage」は36mmと39mmが揃っています。

1969 Vintage ユニセックスモデル


まとめ


腕時計選びではデザインの好みだけでなく、腕時計と手首周りのサイズが合っていることが大切です。ケース径と手首周りのサイズがマッチした腕時計なら、着け心地もしっくりくるでしょう。


個人差はありますが、日本人男性の手首は平均17cmとスマートなサイズです。ジャストサイズを探すならケース径36~42mmがおすすめです。


AboutVintageでは、日本人男性が合わせやすいサイズの腕時計を多数取り扱っています。腕時計1本ご購入いただくと、印象チェンジに使える付け替え用ベルトをセット購入で大変お得にご購入することが出来ます。オリジナルメッセージの刻印も無料で対応できますので、プレゼント用の腕時計としてもおすすめです。