40代男性は防水腕時計をどう選ぶべき?防水性能の基本とおしゃれ人気モデル紹介

アウトドアやマリンスポーツで活躍する防水腕時計。最近では、防水機能の高さだけにとどまらず、デザイン性やその他の機能にも優れた腕時計が増えています。

種類が増えてきたからこそ「自分にぴったりの腕時計がわからない…」と悩んでしまいますよね。


この記事では、日常のファッションアイテムとしても使える防水腕時計を紹介します。About Vintageスタッフが防水性能の種類や、防水以外の面で腕時計を選ぶコツについても詳しく解説いたします。おしゃれで理想的な防水腕時計を見つけましょう!



防水腕時計にも種類がある!まずは基礎知識を解説


ひと言で「防水腕時計」と言っても、その内容はさまざまです。日常生活での水濡れに対応しているものもあれば、キャンプや釣りなどアウトドアで活躍するもの、ダイビングなどのマリンスポーツで使えるものもあります。

防水腕時計を購入する際「どの程度の防水レベルが必要なのか」悩んでしまいますよね。最初に防水性能に関する基礎知識を身につけておきましょう。


1種防水時計「日常生活用防水」


防水腕時計の中でもっとも防水性能が低いタイプは「1種防水時計」と言い、「日常生活用防水」と表記されています。防水レベルを気圧で示した場合の数値は、2〜3気圧程度です。

基本的な防水性能は備えていますが、マリンスポーツや潜水作業には適していません。「身につけたまま炊事や洗濯をするのは無理でも、手を洗う際にわざわざ外す必要がない」レベルと心得ておきましょう。


日常生活用防水レベルの腕時計は多くのブランドで販売されているため、このレベルの防水腕時計を探す場合は選択肢が多くなります。。防水以外の機能や価格、デザイン性の高さなど、別の視点で比較してお気に入りの腕時計を選ぶと良いでしょう。


2種防水時計「日常生活用強化防水」


2種防水時計は「日常生活用強化防水」と呼ばれ、防水レベルが分かれており、使用できるシーンが異なります。


対応レベルが5気圧程度の場合、時計をつけたまま炊事や洗濯も可能で、雨の中頻繁に使用しても、腕時計への影響はあまりありません。10気圧程度の場合は、マリンスポーツや釣りといった水場でのアクティビティにも耐えられますし、20気圧程度の場合はシュノーケリングも可能になります。


自分の必要なシーンに合わせて必要な防水レベルを選ぶと良いでしょう。


1種潜水時計はスキューバダイビングでも使用可能


潜水時計になると、防水性を示す数値の仕組みも変化します。これまでは気圧で表示されていた情報が「1種潜水時計:○m」「空気潜水時計:○m」といった具合で、メートル表記になるのです。メートルは、潜水できる深さを意味しています。


1種潜水時計は、100〜200mの深さまでの潜水に耐えられる腕時計のことです。「AIR DIVER’S 100m」という表記があれば、100mまでの潜水に耐えられることを意味しています。

100m防水を超えると「ダイバーズウォッチ」と呼ばれ、耐衝撃性が高く、潜水中の時間をはかるために「回転ベゼル」を搭載しているモデルも販売されています。


防水腕時計の中でも高機能なタイプと言えるでしょう。

 


2種潜水時計は最高の防水性能を備えたモデル


1種潜水時計よりも、さらに高い防水性能を備えているのが、2種潜水時計です。200〜1,000m程度の深海にまで対応しています。


深海への潜水は準備や後処理が重要です。腕時計をつけたま潜水したあとは、腕時計内部に溜まった不活性化ガスの排出が必要になるため、特殊なバルブや仕組みが必要になります。このような機能を搭載した時計が「2種潜水時計」と呼ばれます。


防水時計を選ぶ際に「防水性能が高ければ高い方が安心できる」と思う方も多いでしょう。確かにそうですが防水性能が高くなればなるほど、腕時計の金額は上がってしまいます。また防水性能の高い腕時計はあまり種類が豊富ではないため、デザインやその他機能で妥協しなければならない場合が多いでしょう。


キャンプや釣り、マリンスポーツを楽しむ程度であれば、2種防水時計の機能で十分です。趣味でスキューバダイビングを楽しむ場合でも、1種潜水時計で十分に対応可能です。

このように防水時計を購入する際には、まず自身が想定する「用途」について検討してみましょう。その上で、必要十分なレベルの防水性能を選択するのがおすすめです。



防水腕時計の活躍シーンとは?使用場面をイメージ


防水性能の基本を把握したところで、実際の使用場面をイメージしてみましょう。防水腕時計があると便利なシーンを3つ紹介するので、想像を膨らませてみてください。


日常生活の何気ないシーン


日常生活で水に触れる機会は意外と多くあります。帰宅時には手を洗いますよね。食事の準備や後片付けをする際にも水を使います。ガーデニングや畑仕事でも、水濡れは避けられません。

何気ない日常生活の水濡れを気にしないレベルの防水性能であれば、5気圧防水くらいで問題ないでしょう。

このレベルの腕時計は取り扱いが多いため、お気に入りのデザインの腕時計が見つかるかもしれません。


海やプールで楽しく遊ぶシーン


海やプールなど水に濡れて楽しく遊ぶ際の腕時計には20気圧防水がおすすめです。マリンスポーツや水泳、素潜りなどでも時計を身につけたまま楽しめるでしょう。

特に男性の場合、水着やアウトドアウェアのデザインに合わせて腕時計を選ぶ方も多いのではないでしょうか。つけっぱなしにできる腕時計をアクセサリーのように合わせれば、全身でおしゃれなコーディネートを楽しめますね。

 

本格的にダイビングを楽しむシーン


本格的なダイビングを楽しむシーンには、高性能な潜水時計がおすすめです。空気潜水には「1種潜水時計100m」といった表記があるものを、さらに深くまで潜る飽和潜水には「潜水用防水200m」や「He-gas Diver’s 300m」といったタイプを選択しましょう。



防水腕時計の選び方は?防水性能以外のポイント


お気に入りの防水腕時計を見つけるためには、デザイン性や他の機能にも注目しましょう。

防水性能以外に注目したいポイントは以下のとおりです。


  • ベルトの素材
  • 手首に巻いたときのフィット感
  • 視認性の高さ
  • デザイン性の高さ

ベルトの素材は、腕時計のデザインに関わるポイントです。

防水腕時計は水に濡れるのが前提なので、水濡れに強い素材のベルトを選びましょう。

ラバー(シリコン)やナイロン素材は腕にフィットしやすいため、マリンスポーツなどのアクティビティ中も快適に過ごせます。アウトドアファッションにも馴染みやすく、全身でおしゃれなコーディネートを楽しめるでしょう。


ダイビングのように海中で腕時計をチェックしたい場合は、インデックスの視認性の高さにもこだわってみてください。海の中でも見やすい色の文字盤を選ぶと良いですよ。


本当に愛用できるモデルを選ぶためには、デザイン性の高さも重要なポイントになります。防水性だけでなく、デザインにもこだわって好みの1本を探してみてはいかがでしょうか。


【About Vintage】防水腕時計のおすすめモデル4つ


シックで上質なデザインが人気のAbout Vintage。防水機能にこだわった腕時計も多数展開しています。活用シーン別におすすめモデルを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。


雨や少しの水がかかる可能性がある日常生活


日常生活において、水を完璧に避けるのは難しいもの。水濡れトラブルが不安な方には「1969シリーズ」がおすすめです。

3ATMの防水機能を備えた腕時計は、スリムで洗練された雰囲気が魅力。レディース時計で厚さがないため、どんなファッションにも合わせやすく、すっきりと身につけられます。

防水性という意味では「高性能」とは言えませんが、多少の雨や手洗いといった日常生活レベルなら問題ありません!

使い勝手とスタイリッシュなデザインの両立を目指す方におすすめのモデルです。


家事や洗車など本格的な水仕事


腕時計をしたまま、家事や洗車などの日常生活を送りたい方には「クロノグラフシリーズ」がおすすめです。クロノグラフは、About Vintageの主力人気商品の一つ。特に腕時計にこだわりを持つ40代男性から人気です。


すべてのクロノグラフモデルに5ATMの防水機能を搭載しているため、安心して水を触れるでしょう。「台所の水仕事で時計が水に浸ってしまった!」という場面でも、焦る必要はありません。

ただしオシャレさで人気の「レザーベルト」はあまり水に強くはないため、防水性能を優先させたい場合には、シリコンベルトを選んでくださいね。


海やプールで泳ぐ


海やプールで泳ぐときの時計には「1926 Automatic」「GMTシリーズ」がおすすめです。どちらも機械式時計ですが、10ATMの防水機能を搭載しています。水泳などの水遊びにふさわしいレベルの防水性です。

リューズはねじ込み式/スクリュー式のため、しっかりと締まっていることを確認してから使用してくださいね。

 

ダイビングを楽しむ


ダイビングを日常的に楽しむ方には「1926 At’sea」モデルの39mm以上のサイズがおすすめです。20ATMの防水機能を備えたダイバーズウォッチです。こちらも、リューズはねじ込み式を採用しているため、ダイビング前にはしっかりと締まっていることを確認しましょう。

「1926 At’sea」は、デザインコンセプトにダイバーズウォッチの起源をしっかりと取り込んでいます。強い蓄光機能や回転ベゼルなど、実用的な機能も搭載。ダイビングをさらに楽しませてくれるでしょう。インデックスはシンプルで主張しすぎないため「ビジネスシーンで活躍するメンズウォッチ」としても人気を集めています。



まとめ


ウォータースポーツを楽しむ方はもちろん、日常生活をより快適に過ごしたい方にも、防水腕時計はおすすめです。

防水性と合わせてデザインにこだわった時計を選べば、長く愛用し続けられる腕時計と出会えるでしょう。ひと言で「防水腕時計」と言っても、防水レベルは腕時計によって異なります。自身の用途に合った性能の腕時計をお選びください。


About Vintageでは、40代男性にふさわしい防水腕時計を数多く取り揃えています。ビジネスシーンでも違和感なくご活用いただけるデザインや、洗練された上品なデザイン、実用性の高い機能を搭載した腕時計など、幅広いラインナップをご用意。デザインをガラリと変えられる着せ替え用のベルトは1本1,000円でご購入いただけます。

「趣味」と「ビジネス」、それぞれのシーンの雰囲気に合った付け替え用ベルトを用意しておくのもおすすめです。