どこが安心?腕時計の保管場所&保管に役立つおすすめグッズ

外した腕時計、使用していない腕時計はどこに保管していますか?


腕時計はとてもデリケートなため、保管場所や環境によって状態が大きく変化します。


置いておいた腕時計の時間がずれてしまった、机に出しっぱなしにしていたら故障してしまった…。

そんな経験はありませんか?原因は保管場所の環境かもしれません。


本記事では、腕時計の保管に適した環境や、保管に役立つおすすめグッズについてご紹介します。


腕時計を保管する前にしておくべきメンテナンス


デリケートな腕時計はメンテナンス不足であっと言う間に不調を起こしてしまいます。

腕時計を保管場所に収納する前に、メンテナンスしておきましょう。


  1. 腕時計の汚れを落としておく
  2. 簡単に磨いておく

保管前にやっておけば、故障などの劣化を遅らせることができます。


汚れを簡単に落としておく


「これからケースやクロゼットにしまい込むのだから、汚れていてもいいのでは?」と考える人もいるかもしれません。

しかし、保管前の汚れ落としは劣化を防ぐための重要なポイントなのです。


腕時計についた汚れをそのままにしておくと、故障や劣化を起こす可能性があります。


レザー製ベルトの汚れを放置すると、品質の劣化を招いてしまうこともあります。ステンレス製ベルトについた汗などをそのまにしておくと、サビの発生も危惧されるのです。


ほかにもベゼルやリューズ、ガラスに溜まった汚れを拭き取らないままにしておくと、全体がくすんでしまい、大切な腕時計のルックスを損ねてしまいかねません。


保管前に汚れを落とすことにより、そのような事態から腕時計を守りやすくなります。

自宅でできる簡単なケアで充分ですので、保管前にはぜひ腕時計に手をかけてあげてください。


簡単に磨いておく

保管場所に長く入れる前には、簡単で良いので軽く磨いておきましょう。気になる部分があればポイント的に磨くのもおすすめです。傷やくすんだ部分を綺麗に磨き、輝きを取り戻してから保管場所に入れましょう。


腕時計の磨き方については以下の記事で詳しく紹介しています。パーツごとのお手入れ方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

腕時計の磨き方について詳しく読む


ここはNG!腕時計を絶対に保管してはいけない場所


腕時計がデリケートな理由は「精密機械」だからです。精密機械にふさわしくない環境で保管した場合、不調が起こるのは目に見えています。腕時計に適した環境を用意して、大事にしまっておきましょう。


最初におさえておきたいポイントは「保管してはいけない場所」です。

ケースやクロゼットなどさまざまな場所を想定しているかもしれませんが、以下のような環境ではありませんか?もし該当するようであれば、ほかの環境や方法での保管を強くおすすめします。


パソコンやスマートフォンなど磁気が発生する場所

 

腕時計のような精密機械にとって、磁気は脅威です。

磁気によって腕時計内部の精密機械に不調をきたします。時間が進んだり、遅れたり、腕時計の役割を果たせなくなってしまうのです。


「時間がずれたのなら合わせればいい」で済まないのが、磁気による不調です。一度磁気を帯びた腕時計は、専門店で磁気抜きしなければ今までと同様に動いてくれません。お気に入りの腕時計が壊れたというショックだけでなく、手間も費用もかかってしまいます。


  • パソコン
  • スマートフォン
  • テレビ
  • スピーカー
  • 電子レンジ
  • IHコンロ

日常生活で磁気を発しやすい電子機器はこちらです。

基本的にはスイッチを入れなければ磁気が発生することはありませんが、日々の生活の中で磁気は蓄積されます。スマートフォンに関しては、常に磁気を発しています。


磁気による不調を引き起こさないために、腕時計本体や、保管ケースを電子機器のそばで保管しないようにしましょう。


高温多湿な場所


腕時計は精密機器であるため、過度な湿気や気温の変化に上手に対応できません。


  • 気温や室温の上下が激しいと内部に水滴が生まれる
  • 水滴で曇る
  • 水分を放置するとサビや故障が起きやすくなる

厄介なことに、内部に生まれてしまった水滴はセルフメンテナンス方法では対応できません。専門家のメンテナンスが必要になります。

できるだけ気温や室温が安定している場所で保管しましょう。


直射日光が当たる場所


腕時計には直射日光もNGです。文字盤は紫外線により日焼けし、レザーベルトは劣化が進みやすくなります。

文字盤やベルトはデザインに関わる重要な部分であるため、お気に入りの腕時計のデザインが悪くなってしまいかねません。


ケースに保管して直射日光を避けるなど、対策が必要です。


乾燥剤がある場所


腕時計は高温多湿に弱く、湿気も故障や不調の原因になるとご説明しました。

もしかすると「湿気に弱いのであれば、保管ケースの中に一緒に乾燥剤を入れておこう」と思いついた人がいるのではないでしょうか。


しかし残念ですが、乾燥剤と腕時計の相性は良くありません。

腕時計の内部には多くのパーツがあり、そのパーツの間には潤滑油が使われています。

乾燥剤を入れるとこの潤滑油が乾燥してしまうのです。


潤滑油が切れたパーツ同士が摩擦を起こすと劣化が早まり、結果として故障の原因になってしまうため、乾燥剤を一緒に入れるのは避けるべきです。


箪笥や引出しなどに保管する際も要注意です。洋服用の虫除けや湿気防止の脱臭材など、乾燥効果を持っているものと一緒に保管しないようにしましょう。


水や火が近い場所


あまり選ばれにくい場所ではありますが、お風呂場や脱衣所などの水気の多い場所や、火が近いキッチンは保管に適していません。

キッチンには磁気を発する電子機器がたくさん設置されているため、腕時計を着用したまま長時間滞在することもおすすめできません。

「キッチンは腕時計に向いていない場所だ」と考えて差し支えないでしょう。


落下のリスクがある場所


外した腕時計をなにげなくテーブルに置いたり、保管ケースを棚の高い場所に入れたりしていませんか?高さのある場所は落下の可能性があるため、あまりおすすめできません。


腕時計の保管に適した場所とお役立ちグッズ


上述した場所は腕時計に向いていません。逆に言えば、上述の場所を避ければ保管に適した環境を整えやすくなるでしょう。


そのほかに意識したいポイントとしては、


  • 風通しが良い
  • 温度が一定

こちらの2点です。環境を整える場合は、この2つに注意しておくと良いでしょう。


環境を整えられない場合は、腕時計専用のケースやボックスを活用するのもおすすめです。乾燥や湿気、ホコリなどから腕時計を守りやすくなります。


About Vintageでは腕時計の保管に役立つケースをリリースしています。保管をお考えの際にはぜひご活用ください。


WATCH POUCH


コンパクトなサイズ感が印象的なWATCH POUCH。出張や旅行など、持ち運びにも適していると評判です。デザイン性が高いため、オシャレアイテムとしても活用できます。


腕時計を外部の衝撃から守るため、厚手のスエードレザーが使用されています。内部の中敷きは固めになっており、腕時計を固定して保管できるのがおすすめポイントのひとつです。

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WATCH ROLL


オシャレなカラーリングと、丸みを帯びたフォルムが特徴的なWATCHROLL。高級感のある腕時計用ケースです。3点の腕時計を収納でき、保管場所をスタイリッシュにまとめられるでしょう。


それぞれのパーツが複数のスナップボタンで取り付けられているため、取り外しも手軽です。しっかりとした固定力もあり、腕時計を安定させて保管できます。


使用されている天然レザーは高い耐久力があり、長期間の使用が可能です。長い期間使い続ければ味わいが出るのもレザーの特徴ですので、保管とともにレザーの変化を楽しむこともできるでしょう。

カラーバリエーションも豊富で、ブラックのほか、ブラウンとダークブルーも用意しています。個性を表現できるカラーのケースに大事な腕時計を収納してみてはいかがでしょうか。

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COLLECTORS BOX


燻製加工をほどこした木製のCOLLECTORS BOXは、シンプルなデザインでありながら高級感が溢れ、インテリアとして使用できます。内側はサテン生地のようなGrey Suedになっており、収納した腕時計を美しく飾ってくれるでしょう。


複数の腕時計が収納できるケースは一般的にカバーがついていることも多く、高さがあってかさばるという欠点がありました。COLLECTORS BOXにはカバーがなく、コンパクトになるように工夫されています。引き出しにケースのまま収納できる仕様になっており、大切な腕時計を手軽に眺められます。


お手入れの際に簡単に取り出せるのもおすすめポイントのひとつです。

コレクターをはじめ、腕時計を身近に感じたい人にはおすすめの逸品です。


上記がAbout Vintageで販売している腕時計収納ケースになります。

About Vintageで腕時計をご購入いただくと、すべてのお客様に無料のウォッチボックスをプレゼントしております。

無料のウォッチボックスですが、高級感のあるデザインと高い収納力を誇っており、多くのお客様にご満足いただいております。

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腕時計の保管は長期間を避けること!


保管場所に気をつけていても、保管前にしっかりメンテナンスしても、パーツ同士の間にある潤滑油が固まり、故障や不調を起こしてしまうことがあります。


保管しても、定期的にチェックをしたほうが良いでしょう。


3ヶ月に1度ほどは保管ケースから出し、ゼンマイを巻いて動かしてあげるだけでも状態が良くなります。そのときに簡単なクリーニングをするのも楽しい時間になりますし、何より腕時計が綺麗に輝くでしょう。


どんな腕時計であってもチェックは必ず必要です。機械式、クォーツ式など動力タイプを問わず定期的に動かす必要があります。


「腕時計の本数が多くてメンテナンスが大変…」とお悩みなら、ワインディングマシーンの購入がおすすめです。

自動巻き腕時計に使えるワインディングマシーンは、一見すると普通の収納ボックスなのですが、自動的にゼンマイを巻いてくれる機能を持っています。

 

まとめ


腕時計は保管場所によって、故障や不調を遅らせることができます。

磁気や高温多湿、乾燥、そのほか気を付けるべきポイントは多いものの、決して実現できないものではなく、ご自宅の中で適した環境を作り出せます。


About Vintageで販売している保管・収納ケースの活用もおすすめです。理想の保管環境を作り出しやすくなるでしょう。

About Vintageでは腕時計をご購入の皆様にボックスをプレゼントしているため、保管や収納に使えるケースを探さなくても、腕時計を1本購入するだけで、どちらも手に入れられます。


ほかにもお好みの付け替え用ベルトのプレゼントや、腕時計裏盤への無料刻印サービス、2年間の保証サービスなど、お客様にご満足いただけるサービスを幅広く用意しております。

腕時計や保管ケースをお求めの際にはぜひご利用ください。