どちらにするべき?アナログ時計とデジタル時計の違いと選びかた

腕時計にはアナログ時計とデジタル時計があります。どちらにも長所があり、好みによって、どちらが向いているか変わってきます。


ビジネスシーンでは、身につける小物にも気を遣いたいもの。社会人になったタイミングでスーツに似合う腕時計を新調する際は、アナログとデジタル、どちらを選ぶべきでしょうか?


本記事では、アナログ時計とデジタル時計の違いや、着用シーンに応じて腕時計を選ぶときのポイントについて詳しくご紹介します。

 


違いは何?アナログ時計とデジタル時計の特徴


アナログ時計やデジタル時計と聞くと、まずどんなものを思い浮かべるでしょうか。

もしかすると「アナログ時計=旧式」「デジタル時計=新しい」と考えるかもしれません。

確かにアナログ時計は長い歴史を持っており、デジタル時計の誕生は近年です。世代的な新旧は印象を左右する大きなポイントになるでしょう。


とはいえ、アナログ時計は機能的に古いわけではなく、大きな魅力を持っています。デジタル時計にも、デジタルならではの魅力があります。

まずは、それぞれの特徴についてポイントをおさえてみましょう。


時間の表示方法の違い


アナログ時計とデジタル時計、ひと目で分かる違いは「時間の表示方法」です。


一見して分かる通り、アナログ時計は文字盤に数字が描かれ、三針(あるいは二針)で時間を示します。円に沿って針が動き、直感的に時間を把握できる特徴を持っています。


一方、デジタル時計は時間を数字で表示します。数字で時刻表示がおこなわれるため、正確な時間を把握できるのが大きな特徴です。時計の種類によっては時刻以外に、年・月・日を表示してくれるタイプのものがあり、現在の時間に関する情報を把握できます。


機能面の違い


機能面でもそれぞれの特徴があります。


アナログの腕時計は、見た目と同様に機能もシンプルです。多くのアナログ時計では「時間の確認」が最大の機能で、ほかに目立った機能は搭載されていません。あるとしても日付が表示される程度です。


デジタル時計の場合は、アナログ時計よりも多機能です。製品にもよりますが、多くの場合、ストップウォッチ機能やバックライト機能、アラーム機能など、多彩な機能が搭載されています。


アナログなストップウォッチ付き時計を見る

アナログ時計のメリット


アナログ時計の大きなメリットとして挙げられるのは、何十年も使用できる「丈夫さ」にあります。もちろんメンテナンスは重要ですが、修理しながら使い続けると時には100年以上使い続けることもできるのです。


大切な腕時計を長きにわたって使い続けたい方には、アナログ腕時計がおすすめです。


アナログ時計のデメリット

アナログ時計は「微妙な針の位置を見間違えてしまう」のがデメリットと言えるでしょう。パッと見ただけでは分針を上手く読み取れず「だいたい〇分くらい」という認識になってしまいます。


また、メリットでもあるメンテナンスにより長持ちさせられるという点も、手間がかかると感じ、デメリットだと思う方もいらっしゃるでしょう。


デジタル時計のメリット


デジタル時計の大きなメリットは、時間の正確さです。数字で時刻が表示されるので、読み取りやすく、子どもでもわかりやすい点がメリットと言えるでしょう。


デジタル時計のデメリット


デジタル時計の時刻を表示させる液晶には寿命があります。衝撃には強いかもしれませんが、年月が経つと時間表示が薄くなってしまうため、何年も使い続けたいという方には向いていません。


別のデメリットとして、ある特定の時刻までの残り時間をチェックしたい時に面倒に感じる点があります。

アナログ時計の場合は、針の位置で視覚的に残りの時間を把握できます。一方デジタル時計の場合は、視覚的な把握ができないため、頭の中で残り時間を計算しなければなりません。

そこが面倒だと感じる方にとっては、デメリットになります。




選ぶコツは?アナログ・デジタルを使うシーンで考える


ここまではアナログ時計とデジタル時計の違いを解説し、それぞれのメリット、デメリットを紹介しました。結論、あなたに合うのはどちらでしょうか?


どちらも一長一短で、状況に応じて向き不向きがあるため、いざ選ぶとなるとやはり迷ってしまいますよね。

ここからは「腕時計を使うシーン」に合わせて、どちらが向いているかを見ていきましょう。あなたが遭遇するシーンとして多い方を優先的に選ぶと、使い勝手の良い腕時計を見つけられるかもしれません。


【アナログがおすすめ】ビジネスシーンやフォーマルシーン


ビジネスシーンで着用する腕時計は、基本的にアナログがおすすめです。アナログの腕時計は、デザインがシンプルでスーツスタイルにマッチしやすく、悪目立ちしないというメリットがあります。


デザイン以外にもビジネスシーンに向いている理由があります。それは時間を視覚的に把握できることです。作業を始めてから今までに経過した時間や、次の会議までの残り時間など、針と数字の空間を見るだけで、視覚的に把握できます。

社会人としてタイムマネジメントは最重要事項のひとつ。時間に遅れないようにするためにも、時間を把握する癖をつけられるアナログ時計がおすすめです。


また、経験を重ねたビジネスパーソンの中には、アナログの腕時計にステータスを見出す人も少なくありません。そのような人とビジネス上でお付き合いをするとき、アナログの腕時計がきっかけで話が弾む可能性もあります。これもひとつのメリットですね。


アナログの腕時計は、フォーマルなシーンにもマッチします。クラシカルなテイストを演出してくれるアナログタイプは、結婚式をはじめとした「品を求められるシーン」にぴったりです。


シーンに合わせたアナログ腕時計の選び方をもっと詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。

→腕時計にもTPOがある!知っておきたい腕時計のシーン別セレクト


【デジタルがおすすめ】外の現場が多い仕事や、アウトドア


デジタルの腕時計は、アナログよりも耐衝撃性に優れています。液晶面が強く作られており、物にぶつけてしまっても、ある程度は故障の心配をせずに済むことが多いです。

また、携帯電話で常にメッセージが確認できない状況など、デジタル時計で通知が届くように設定できるとアウトドアのシーンでは特に便利です。


ビジネスに限らず、休日のアウトドアシーンにもデジタル時計は向いています。キャンプやトレッキングのお供にぴったりです。

ただ、アナログ時計でも傷がつきにくいステンレススチールやサファイヤクリスタルガラスを使用しているのか、また防水機能の強度を確認することで、アナログ時計をアウトドアでも利用することはできます。

ウォータースポーツを満喫しながら、高品質で高い防水機能を有したダイバーズウォッチを着用することで、エレガントで贅沢な演出も楽しめるでしょう。

 


水泳にも適した防水機能の時計を見る

おすすめは腕時計の複数持ち


ビジネスシーンではアナログ、スポーツなどアクティビティにはデジタル。アナログ時計とデジタル時計は適切なシーンがそれぞれ異なります。


適切なシーンに応じた腕時計を着用したい人におすすめしたいのが「腕時計の複数持ち」です。腕時計を複数持っているとライフスタイルやビジネスシーンに応じて使い分けられるため、どんな状況でも適切な腕時計を選択できるようになります。


約78%の日本人男性が腕時計を複数所有しているという調査結果もあり、複数の腕時計を使い分けることは一般的と言えるでしょう。


腕時計の複数持ちには、使い分け以外のメリットもあります。


  • 腕時計の故障や劣化を遅らせる
  • 突然の故障にも対応できる

同じ腕時計を使い続けると、ダメージが集中してしまいます。複数の腕時計を使い分けることで、部品の劣化を遅らせることができます。


腕時計の内部は精密機器でできているため、どれだけダメージを分散させたとしても、部品が劣化し、いつかは故障してしまうものです。そんな時に腕時計を複数持っていれば、メインの腕時計を修理に出している間も、他の腕時計を着用できるため、時間確認で困ることはありません。


腕時計を複数持つメリットは他にもあります。腕時計の複数持ちについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。

→腕時計は何本持つべき?社会人男性の気になる所有数


デジタルといえばスマートウォッチ…ビジネスシーンでも大丈夫?


ビジネスシーンではアナログの腕時計がおすすめだと紹介しましたが、最近はデジタル端末の普及により、スマートウォッチをつけて仕事をする人が増えているのも事実です。


すでによく知られていることですが、スマートウォッチはただのデジタル時計よりも多機能です。時間の確認だけではなく、健康管理やスケジュール管理、SNS通知の受信など、あらゆる役目を果たしてくれるマルチデバイスです。


昨今の健康志向の高まりやフレキシブルなワークスタイルの浸透を受け、スマートウォッチはビジネスシーンでも受け入れられる風潮ができつつあります。

服務規程に問題がなければ、職場で着用しても問題ないでしょう。


こちらの記事では、職場でスマートウォッチを着用する際に注意するポイントについて解説しています。社会人の腕時計に関するマナーについて、より詳しく知りたい方はこちらをお読みください。

→腕時計をしない社会人はマナー違反?現代の腕時計事情とは?


おすすめのアナログ腕時計


アナログ時計とデジタル時計は、それぞれ向いているシーンが異なるため、状況に応じて使い分ける必要があることを、十分知っていただけたと思います。


ここからは、About Vintageで販売している幅広いシーンで活用できるアナログタイプの腕時計を紹介していきます。せっかく腕時計を購入するのであれば、いろんな場所でつけられる汎用性の高いデザインがおすすめです。

お客様の声や販売スタッフの意見を参考に、使い勝手の良い腕時計を2種類ピックアップいたしました。

アナログ腕時計をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。


1815 CHRONOGRAPH,STEEL/GREEN SUNRAY


このアイテムの商品ページで詳細を確認する

 

北欧の自然を連想させるシンプルな腕時計です。思わず見惚れてしまう鮮やかなグリーンの文字盤が特徴的で、品の良さをアピールしてくれます。

周囲と被りにくく高級感のあるデザインで、ビジネスやフォーマルなシーンでも安心してご利用いただけます。


About Vintageで腕時計を1つご購入いただくと、2本目のベルトを無料でプレゼントしております。1本目のベルトはシンプルでベーシックなものを、2本目のベルトはカジュアルなベルトをお選びいただくと、同じ腕時計でもガラッと雰囲気を変えられるので、ビジネスシーンだけでなく、カジュアルなシーンやプライベートでも問題なくお使いただけます。

サイズ:ケース径41MM、厚み:11MM


1844 CHRONOGRAPH,STEEL/BLACK

このアイテムの商品ページで詳細を確認する

どんな場所にもマッチしてくれるシンプルなカラーが特徴です。デザインだけでなく防水性の高さも魅力で、雨の日でも問題なく着用できます。

視認性が高く時間が確認しやすいので、会議中などサッと時間を確認しなければならないシーンにもおすすめです。


デザイン力の高さも魅力ですが、クロノグラフ(ストップウォッチ)や日付機能といった機能性の高さも人気の秘密です。

サイズ:ケース径41MM、厚み:11MM


1926 AT'SEA,ALL BLACK/BLACK

このアイテムの商品ページで詳細を確認する

高級感のあるデザインのダイバーズウォッチです。オールブラックのクールな装いはもちろん、確かな機能性によって、日常生活をサポートしてくれます。

防水性の高さはもちろん、高級腕時計に備わっているような機能が搭載されています。たとえば、ベゼルを回転させることで「時間の経過計測」が可能です。さらに、「第二時間帯を表示できる」GTM機能も搭載。海外とのやり取りがある方などにとっては嬉しい機能ではないでしょうか。


北欧らしいシンプルなデザインで、活用の幅が広いモデルです。

サイズ:ケース径39.5MM、厚み:12MM


まとめ


腕時計にはアナログとデジタルの2種類あり、最近ではIoT化したデジタル時計「スマートウォッチ」もトレンドになっています。

それぞれに特徴があるため、好みやシーンによる使い分けがおすすめです。


アナログの腕時計は使えるシーンが豊富なので、社会人として1本以上は持っておいて損はありません。アナログ時計とデジタル時計のどちらを購入しようか悩んでいる方は、まずアナログ時計から購入してみてはいかがでしょうか?


About Vintageでは、幅広いシーンにマッチする使い勝手の良いアナログ腕時計を販売しております。価格帯は3万円~5万円とお手頃でありながら、機能性やデザインは高級時計に勝るとも劣らないクオリティです。

2本目のベルトが無料でセットになるため、遊び心のあるベルトをチョイスして、ビジネスシーンとカジュアルシーンで使い分けるのもおすすめです。


またAbout Vintageで腕時計をご購入いただくと、日本への送料は無料です。高級感を味わえるBOXに入れてお届けいたしますので、大切な人へのプレゼントとしてもぴったりです。

海外のショップですが、日本人のスタッフが在籍しており、カスタマーサポートを担当しております。商品や配送に関する不安などに対して、丁寧にサポートいたします。

何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。